デビル・サイクルの発見

2011年(平成11年)

首都圏学校3,000校調査とJAXA

給水管路材質ごとの付着度合い
および
衛生管理手法の調査研究
材質の電荷作用及び給排水循環

結論は

水道離れ対策として、宇宙ステーション技術を基とする安全で安心な飲料水造水装置を水道管から分岐して設置を図る。ROミネラル造水との併用で、家庭でも安全で安心な水環境を創ることでした。

経済産業省の施策の一環として
中小企業活路開拓調査・実現化事業
(中小企業組合等活路開拓事業)                 
★これまでの状況

■給水管の錆止め塗料の課題日本には二通りの「水道」があります。  

平成21年(給排水管ナビ参照)度公的助成を得て、調査・研究の結果、

貯水槽(給水槽)水道方式の水道管、
とくに築20年以上のマンションには

工事履歴の45%が更生工事であり発がん性を有するメチルジアニリン(MDA)を含む芳香族系化合物塗料がその90%に及び放置されていることが判明しました。

更に解明された新事実は、

過去に給水管内に何らの工事もおこなった事実のない塩化ビニールライニング鋼管の内側に、危険な芳香族系化合物が付着しているミステリアスな事実も発見されました。

塩化ビニール面に蓄積する特有な現象ならば、

国内の水道管の95%は塩化ビニールであり、国内5000万世帯の住宅すべてに及び、水道管内の芳香族化合物による汚染の深刻さをうかがわせるものとなります

★今回の調査研究の目的と結果

■本年の調査・研究では、平成21年度の公的助成による調査・研究成果を踏まえ、

管壁面の附着性に関する

①最適な管種の発見、

②芳香族化合物の附着由来

③水に浮遊する芳香族化合物を除去できる浄化技術の確認、

④更に水道の供給側に頼らない海外でも適用可能な「安全で安心な水事業」を産み出すビジョン策定を目標としました。

■平成22年度公的助成による調査・研究で明らかになったことは、
(1)更生工事履歴の給水管は学校、病院では2%未満でしたが、水道管の汚れについて知識が広がっており「水道離れ」が著しいことです。

(2)塩化ビニール管とステンレス管との芳香族化合物の附着性比較は、芳香族化合物樹脂の劣化が確認されている管路に敷設されていた同一条件下で確認しました。

結果は、ステンレスには附着性はなく、塩化ビニール管には附着性が認められました。

築30年経過の塩化ビニール管にも同様な分析結果を得ました。

(3)水道本管より芳香族化合物が建物内の給水管へ流入する事実はかなり確実であるので、芳香族化合物の代表格、MDAとベンゼンの除去性能を宇宙技術で培った浄水装置で確認試験を行い除去性能を確認、有効性が証明されました

■調査・研究成果の結論

①当組合の再更生技術(ラップライニング基準書参照)や洗浄技術(ラップ洗浄基準書)は建物延命化や健康志向の時代に対応する有用な活路開拓技術であるといえます。

②より上質で安心な飲料水の確保の為に宇宙開発技術が極めて有用であることが確認されました。

★新たな展開に向けて

■当組合の概要 当給排水管路再生事業協同組合は、日本初の知財組合として、国土交通省認可を得た特殊性のある組合です。

診断~改修~維持管理に至る一貫した総合病院と同様なシステムを有し、各分野に競争優位性があり、実績も30年以上に及び性能保証された基礎技術を有しています。

平成21年度の公的助成を得て、安心な水道「水」作りにとって重要な要素である診断法、=NMR(核磁気共鳴)分析が加わりました。

更に、2001年から始まった水事業の民営化に対応できる技術パッケージ化に宇宙技術を加えました。

各都道府県に地域組合員を育成すれば和製水連合も夢ではありません。日本の「水」危機を救済し、水の循環を善循環に変えることを目指す事業協同組合でもあります。

当組合は水源の確保を第一に重要な課題と考えております。世界の戦争の主たる原因が水源の問題だからです。水の活かし方について、四つの理念を持ち、この理念を基にした給排水循環の設計思想は、いかなる場所、建物に共通するシステムで、健康と環境を連続させるものとなります。

四つの水を活かすラップシステム

1、上質な飲料水で健康づくり

微細な化学物質が付かないステンレス(銅管)配管とミネラスバランスをつくる宇宙水システム。

2、力のある水づくり  

磁力・電子力で界面活性力アップ。環境型洗濯や塩素毒性緩和でエステな温水づくり。

3、水道水を活かす  

殺菌力を完全除去してしまっては無防備です。水道水で洗濯・風呂洗いをして下さい。

4、美しい水づくり  

酵素力を活かし脱ケミカル・油脂分解の洗浄システ。排水は川の源流の一つです。

■ 新たな課題 

水道給配水フローは民営化の流れの中で、下水も外資等のターゲットです。縦割り行政、地方財源の逼迫、法律外におかれた貯水槽水道、生活排水に含まれる油脂・化学物質が明らかに水道側に循環してきています。

「水」危機は、平成の黒船です

設計士、ディベロパー、水の使用者、マンション組合、学校長、病院長、ビルオーナー、各地域の住民、料理人など、水に係る人たちが、生活のあり方(排水はもう一つの川の源)を変えることこそ、「水」危機に直面している時代の必然性といえるでしょう。

■ ミニ公共化の提言 

水のミニ公共とは、利用者が上質な飲料水をつくることです。

この新たなる方向は、給排水循環のミニ公共の連結で新しい水の公共性を確保する道です。

私達はこれをウオータールネッサンス(ラップ)と呼びます。

小さくは家単位から始められ、既存、新築、日本、海外を問わずに、共通する造水の考え方です。

これからはミニ公共としての「水」が、日本の、いや世界の公共的内需を支える趨勢です。

「水」の分野における日本の活動が、期待されています。日本が世界各国に輸出し得る新しい技術の一つが「水穂という伝統文化に根差した水システム」という新しい事業です。

これを軸にした経済活性は大量雇用の創造につながるでしょう。                                                     理事長 神谷 昭

調査結果では水道離れの原因

管路の汚れです。

水道水とは消毒力をもつ水。日本では塩素水です。日本ではコレラ、赤痢、チフス、パラチフスは昭和50年に日本から絶滅しました。

錆び以外の管壁付着物とは?

学校3000校を対象にアンケート調査と一部抜管調査を行いました。

安全と思われていた塩ビ管壁に芳香族化合物が付着していたのです。


塩ビ等のケミカル系管内部には付着すること

塩ビ系管に化学汚染物の付着原因?

 

仮説ですが

ケミカル化は飲料系に新たな汚染をもたらしています。

日本の河川、殊に都市河川の60%が下水処理水と言われている。また、河川の表層水を循環ろ過して使用するので、排水が私の生活様式と密接につながっている。

管路のデビルサイクルは実存しているのではないか!


私たちは安全な飲料水の確保のために新たな調査・研究をJAXA水技術者の協力を得て行いました。

水道離れを完全にストップさせるには、水道水に新たな安全のキーを付加する必要があることを確信しました。宇宙ステーションの水の仕組みの開発者を交えて、宇宙水の性能調査を行いました


22年度報告書抜粋(コア・ウオーターシステムの提案

経済産業省の施策の一環として
中小企業活路開拓調査・実現化事業
(中小企業組合等活路開拓事業)

報告書抜粋


水インフラの不安

デビル・サイクルのリスク

地震大国と原発事故の不安

東京水道管路の連結とリスク

環境汚染のリスク

排水管理(環境保全)のリスク
対策

ウオータールネッサンス

ラップシステムの提案

家庭内のラップシステムモデル

結論

学校や各家庭には、放射能(最強の発がん物質)を除去する、水道管に使われていたメチルジアニリンの発がん性問題も同時に解決するデビルサイクルにも影響されない、安全な水を一人一人に提供する。ROミネラル造水との併用で、安全で安心な水環境を創る。

(注)宇宙水(ROミネラル造水)は宇宙ステーションの造水技術と同質の技術で、健康をつくる技術で、通常のRO膜浄水器や一般の浄水機とは全く異なる「技術」です。

JAXA研究員と除去性能試験を行う。
性能は確認された

 

給水管壁付着物清掃法研究

工法名はラップアイスブラスト洗浄です。

エアレーションや薬品洗浄では付着物は十分に除去されませんでした。


アイスブラストで確認した
塩化ビニール管に付着した除去物の事例